世界の国を知る講座①「ルワンダ編」

開催日: 11月3日(木・祝) 14:00~16:00
会場:  横浜YMCA 9Fチャペル
講師:  永遠瑠 マリールイズ氏(特定非営利活動法人 ルワンダの教育を考える会 理事長)

 

県ユニセフ協会では、SDGs「持続可能な開発目標」の理解をすすめるため、世界の様々な国やその国の人々を身近に感じる機会をつくり、一人ひとりが“考えるキッカケ”を生み出したいと考えています。連続講座の第1回目は「ルワンダってどんな国?子どもの現状と教育の大切さ」というテーマでアフリカの小さな国について学びました。
ルワンダ地図●主要データ
面積 2.63万平方キロメートル
人口 1,161万人
首都 キガリ(Kigali)
民族 フツ,ツチ,トゥワ
5歳未満死亡率 42/1000人
(外務省HP、世界子供白書2016より)

 

第1部「ルワンダってどんな国?」

P6-1
ルワンダは中部アフリカに位置し、西にコンゴ民主共和国・北にウガンダ・東にタンザニア・南にブルンジと国境を接する内陸国です。気候は穏やかで1日の中に春夏秋冬があり、1年間で雨季と乾季が交互にやってきます。ルワンダは、ドイツ・ベルギーの植民地を経て1962年にベルギーから独立しました。その後、国内紛争もありましたが、1994年4月には当時のハビヤリマナ大統領暗殺事件をキッカケにルワンダ内戦が勃発してしまいました。このルワンダ内戦による犠牲者は80~100万人とも言われ、約200万人の難民が発生し、多くの孤児・未亡人・身寄りのない老人が生まれる状況となりました。このルワンダ内戦では、悪い政治や無知と貧困が大量虐殺をあおったとされています。ルワンダの悲しい歴史です。
しかし現在では、ルワンダの国会議員の64%が女性で、女性が仕事をしながら子育て・大学への進学をサポートする体制が出来るまでになっているそうです。

 

第2部「命の尊さ・教育の尊さ・平和の大切さ」

マリールイズさんが語るルワンダ内戦の辛く悲しい体験は、私たちが普段あたりまえだと思っている日本の平和がどれほど大切なものか、また子どもたちのために何ができるのかを一緒に考える時間となりました。
P6-2ルワンダの内戦を歴史の教訓として、ご自身が2000年に設立した「ルワンダの教育を考える会」は、 “教育は平和と発展の鍵”という理念のもと、未来を担う子どもたちに対して、民族や宗教・政治思想にとらわれることなく広く教育の機会を与えています。ルワンダの首都キガリ市で、ウムチョムィーザ学園を建設し、2教室からスタートして現在では15教室を建設、貧しい子どもたちも学べるように幼稚園・小学校の運営への支援を続けているそうです。「ルワンダの教育を考える会」を応援していただきながら、平和な日本にいる私たちができる社会貢献とは何かを考えるきっかけにしてもらいたいと熱く語ってくださいました。参加者は、マリールイズさんの実体験に基いたお話に皆深く耳を傾けていた様子でした。辛く悲しい体験なのに、時折ユーモアを交え、場をなごませるマリールイズさんに大変魅力を感じました。また、これまで全く知識のなかったルワンダという国について、そしてその内戦について様々知るようになりました。

 

 

私たちは平和な日本に住んで、あたりまえに教育を受けることができる環境にあるのに、それに不平不満をいう人がいる。世界にはもっと辛くきびしい環境にいる子どもたちがたくさんいることを常に忘れずに、社会貢献をしていくべきだと考えさせられました。

 

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