人身売買からラオスの子どもたちを守るプロジェクト−第4次報告−要約
人身売買の被害からラオスの子どもたちを守るプロジェクトは、活動開始から4年が経過しました。このたびユニセフ・ビエンチャン事務所から、継続的な支援により、ラオス政府とともに子どもたちの人身売買、搾取、暴力への解決のための環境の整備や制度の構築に取り組んでいるとの第4次報告が神奈川県ユニセフ協会に届けられました。
第4次報告書(2010年7月から2011年6月までの1年間)から、目標と活動・成果、今後の取り組み課題について要約してお知らせします。
尚、全文をご覧になりたい方は事務局までお問い合わせください。
| 目標1. |
2011年末までに子どもや若者、女性への人身売買の危険への認識を25の地域と子ども保護ネットワ−クを持つ200村に普及させます。 |
| 活動成果 |
@子どもへの商業的性的搾取、旅行・観光業における性的搾取の実態への知識と認識を深めるため、官庁職員や観光業者を初め企業・団体の代表向けのマニュアルを開発し、研修を行いました。
A6つの県における子どもの商業的性的搾取の実態を調査し問題点を明らかにしました。また、人身売買の被害者が家族や地域社会に戻るための支援を行いました。
B子どもの商業的性的搾取に対する国家行動計画の実施に当たり直面する課題や教訓、達成された成果と将来への展望が示されました。
Cラオス北部の少数民族を代表するアカ族の子どもたちの権利を強化する取り組みが行われました。
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| 目標2. |
2011年末までに200村を対象とする子ども保護プログラムを開発し、コミュニテイの危機管理能力と子どもを人身売買から守る早期是正策を強化します。 |
| 活動成果 |
@192台の電話相談ホットラインを設置し、地域社会から広く人身売買や搾取に関する情報が得られるようにしました。
A最も搾取や暴力、人身売買の危険に晒されやすい女の子に向けた効果的な照会サ−ビスや社会復帰支援を行いました。
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| 目標3. |
2011年末までに搾取や暴力、人身売買事件に対応するため、「子どものための司法」の構築と法務職員の育成に取り組みます。 |
| 活動成果 |
@ラオス政府は、「子どものための司法」を構築するための戦略構想の草案をまとめました。
Aモニタリング訪問等を通して得られた教訓や優れた取り組みを文書にまとめました。
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| 次期報告期間の取り組み課題 |
@人身売買事例への対応や子どもに配慮した取調べに携わる人材の育成への取り組み
A政府関係者に対する人身売買や性的搾取の危険性への認識の醸成
B地域社会の危機管理能力向上のための支援や子どもの人身売買防止の水際対策の実施
C優れた取り組みの文書化と情報の共有化
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| プロジェクトへの支援金額・使用金額 |
支援金総額:538,148.22米ドル
第4次報告期間の使用額:172,110.75米ドル
今までに使用した金額:385,665.15米ドル
(次期報告期間の残金:152,483.07米ドル)
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